オーバーロードの原作小説・第2巻のネタバレ記事です。
章ごとにストーリーをまとめています!
オーバーロード第2巻の内容がサクッとわかりますよ!
目次
オーバーロード 2巻 概要
- サブタイトル:『漆黒の戦士』
- 作者: 丸山くがね
- イラスト: so-bin
- 初版発行: 2012年12月12日
- 発行: KADOKAWA
構成
- 003…プロローグ
- 011…1章 二人の冒険者
- 099…2章 旅路
- 185…3章 森の賢王
- 257…4章 死を切り裂く双剣
- 371…エピローグ
- 377…キャラクター紹介
- 382…あとがき
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ネタバレ: オーバーロード 2巻 プロローグ
骸骨のような姿でアインズが異世界に転移してから8日ほどが過ぎた。
アインズは今後どのように行動するか思案する。
そこにシャルティが現れ、外に調査に出ているセバスと合流するためナザリックを出発すると告げる。
シャルティを激励するアインズ。
そして次の策を考えるためにアインズはデミウルゴスを呼びつけるのだった。
ネタバレ: オーバーロード 2巻 1章 二人の冒険者
漆黒の鎧を着用し、二本の大剣を背負ったアインズは、戦闘メイド・プレアデスの一人であるナーベラルガンマとともにリ・エスティーゼ王国の城塞都市であるエ・ランテルにやってきていた。
冒険者モモンとナーベとして活動するために。
冒険者登録を果たしたモモンは宿屋で他の冒険者に絡まれたり、絡まれた際に壊してしまった女冒険者ブリタの青いポーションを自分の赤いポーションで弁償したりする。
見慣れない赤いポーションに疑問を抱いたブリタは薬師のリイジー・バレアレに鑑定を依頼するが、リイジー・バレアレは赤いポーションが誰も到達したことのない劣化しない完全なポーションであることを見抜き、ポーションを渡したモモンに興味を抱く。
モモンが冒険者組合で仕事を探していると、銀プレート冒険者チーム『漆黒の剣』のメンバーに一緒にモンスター討伐に行かないかと声をかけられる。
『漆黒の剣』とともにモンスター討伐に出ようとした矢先、リイジー・バレアレの孫であるンフィーレア・バレアレが冒険者組合を訪れ、モモンを指名して薬草採取の護衛を依頼してきた。
ンフィーレアが目指す場所は先日アインズが救ったカルネ村近郊のトブの大森林である。
モモンは『漆黒の剣』とともにンフィーレアの依頼を引き受けることにする。
その頃、エ・ランテルの墓地では秘密結社ズーラーノーンの幹部であるカジットとクレマンティーヌが、ありとあらゆるマジックアイテムを使用可能な特殊なタレントを持つンフィーレアを捕まえる算段をつけていた。
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ネタバレ: オーバーロード 2巻 2章 旅路
カルネ村を目指すモモンたちは途中でモンスターを倒したり野営しながら順調に進んでいた。
モンスター討伐ではモモンとナーベの桁違いの実力に『漆黒の剣』のメンバーとンフィーレアは感嘆し、二人を尊敬するようになる。
『漆黒の剣』のナンパ男、ルクルットに言い寄られてナーベが苛立ったり、『漆黒の剣』のマジックキャスターであるニニャにかつての仲間と同じようなメンバーがまた現れると言われてモモンが不機嫌になったりしたものの、大きな問題はなく一行は進む。
カルネ村まで無事到着したものの、以前は無かった村を覆う柵にンフィーレアが疑問を抱く。
警戒しながら進む一行の前に、武装したゴブリンの集団が現れた。
モモンはゴブリン達が以前救ったカルネ村の娘・エンリに渡した『小鬼将軍の角笛』で召喚された者たちであることを見抜く。
臨戦態勢になる『漆黒の剣』だったが、遅れて現れたエンリの登場により事なきを得る。
ネタバレ: オーバーロード 2巻 3章 森の賢王
ンフィーレアはエンリからカルネ村が襲われ、両親が亡くなったこととその時にアインズ・ウール・ゴウンなる凄腕のマジックキャスターに救われたことを聞かされる。
そしてアインズ・ウール・ゴウンが赤いポーションでエンリを治療したことを知り、アインズ=モモンであることに気付く。
自分の想い人であるエンリの恩人に対して、赤いポーションの製法を探るために指名依頼を出し、こそこそと嗅ぎ回るような真似をしたことを恥じたンフィーレアは、アインズに自分の事情を話し、探ったことを謝罪するととももにエンリを救ってくれたことに感謝するのだった。
本来の目的である薬草採取のため、トブの大森林に踏み入ったモモンたち。
そこでモモンはンフィーレアからこの森には『森の賢王』と呼ばれる強大な魔獣が住んでいることを聞かされる。
冒険者として名を売りたいモモンは、アウラに命じて森の賢王をおびき寄せ、冒険者モモンとして撃退しようと試みる。
どんな強敵が現れるかと期待していたモモンの前に現れたのは、巨大なジャンガリアンハムスター(のような魔獣)だった。
その見た目にやる気を無くしたモモンはスキル『絶望のオーラⅠ』であっさりと森の賢王を下し、従えることに成功する。
森の賢王を連れンフィーレアたちに合流したモモンは、ンフィーレアや『漆黒の剣』のメンバーから称賛を浴び、森の賢王がモモン以外からは強大で恐ろしい魔獣に見えることに愕然とするのだった。
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ネタバレ: オーバーロード 2巻 4章 死を切り裂く双剣
エ・ランテルに戻ってきたモモンはンフィーレアと一度別れ、『ハムスケ』と名付けた森の賢王を冒険者組合で魔獣登録する。
その後、報酬を受け取るためンフィーレアの工房に向かい、途中でンフィーレアの祖母のリイジー・バレアレと合流する。
しかし、モモンが工房に到着するまでに秘密結社ズーラーノーンの幹部、カジットとクレマンティーヌによって『漆黒の剣』は皆殺しにされ、ンフィーレアは連れ去られていた。
工房についたモモンたちを出迎えたのは、ゾンビになり果てた『漆黒の剣』のメンバーたちだった。
彼らを倒したモモンは、ンフィーレアが連れ去られた可能性をリイジーに指摘する。
ンフィーレア奪還を依頼してはどうかとリイジーに提案するモモン。
モモンの要求は「お前の全てを指し出せ」であったが、孫には代えられないと承知するリイジー。
モモンは探知魔法をナーベに使わせ、墓地にンフィーレアがいることを突き止める。
その頃、墓地ではカジットがンフィーレアにマジックアイテム『叡者の額冠』を使わせ、アンデットの大群を発生させていた。
墓地を見回る衛兵は今にも墓地から溢れそうなアンデットたちに恐怖するが、漆黒の戦士モモンが突然現れ、迫る来るアンデットを殲滅させたことに驚く。
アンデットを倒しながら墓地の中を進むモモンとナーベの前に、カジットとクレマンティーヌが現れる。
モモンはカジットの相手をナーベに任せ、自身はクレマンティーヌと戦うことにした。
冒険者として第三位階までしか魔法の使用を許可されていないナーベは、カジットの召喚した『骨の竜』を相手に苦戦するが、モモンからの許可を受け、第7位階の魔法を使うことによってあっさりと『骨の竜』とカジットを打倒する。
一方モモンはクレマンティーヌと剣で戦うが、卓越した身体能力と武技を使いこなすクレマンティーヌに剣を当てることができずにいた。
クレマンティーヌの剣技に感心し、自分の剣では倒せないことを悟ると、剣を捨ててクレマンティーヌが飛び込んできたところを抱き込むように捕まえ、そのまま圧殺した。
戦闘終了後、ンフィーレアを『叡者の額冠』から解放したり、カジットが持っていたインテリジェンスアイテム『死の宝珠』を手に入れたりしたあと、凱旋を果たす。
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ネタバレ: オーバーロード 2巻 エピローグ
墓場でのアンデット騒動を解決したモモンは、ミスリル級冒険者になった。
救ったンフィーレアやリイジーの処遇を考えているところに、アルベドから魔法で連絡があり、シャルティアが反旗を翻したことを知らされる。
ネタバレ: オーバーロード 2巻 キャラクター紹介
- コキュートス…凍河の支配者
- デミウルゴス…炎獄の造物主
- ナーベラル・ガンマ…まん丸卵の戦闘メイド
- ハムスケ…森の賢王(名称に偽りありbyアインズ)