オーバーロード 2期 10話のネタバレ・あらすじ・感想をまとめます。
今回はセバスがアインズにお叱りを受ける回です。
拾ってしまったツアレがどのように処理されてしまうのか、緊張しますね。
他にもラナー王女とレエヴン公との会見など、見所いっぱいですよ!
本記事では10話のネタバレを含むので、まだ視聴してなくてストーリーを知りたくないと言う方は読まない方がよいですよ。
それではネタバレにいってみましょう!
目次
オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|予告映像
第 10 話「王都動乱序章」Disturbance begins in the royal capital
ソリュシャンの報告を受け、アインズと守護者たちがセバスの屋敷に姿を現す。守護者たちが警戒して見守る中、セバスはツアレに関する報告を上げなかった責を問われる。さらに、ツアレがアインズの前に引き出された。アインズはセバスに対して寛容な態度を見せるが、失態を行動で償うよう告げる。死を悟ったツアレは覚悟を決めて目を閉じる。そしてセバスは――。
脚本:横山いつき 絵コンテ・演出:白石達也
作画監督:Lee Bang-Won/Jang Gil-yong/Ryu Seung-cheol/Hwang Il-jin公式サイトより
オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|償い
屋敷でセバスを待ち受けていたアインズ、デミウルゴス、コキュートス。
セバスはなぜアインズがいるのか、よくわかっていた。
冷や汗が止まらないセバスに対し、アインズはハンカチを投げて渡す。
そこにソリュシャンに連れられたツアレが現れる。
アインズの異形の姿に驚くツアレだが、逃げずにセバスの横に立つ。
アインズはセバスに目立たないように行動するよう命じていたにもかかわらず、つまらない女を拾ったことで騒動に巻き込まれたことを責める。
反省するセバスに対し、アインズは彼を許すが、償いはしてもらうと告げ、「殺せ」と命じた。
一瞬その命令を理解できなかったセバスだが、アインズが本気だと分かりツアレに向き直る。
ツアレとセバスが置かれた立場を理解し、セバスに殺されることを受け入れるのだった。
セバスはそんなツアレに対し、本気の一撃放つが……
ツアレに当たる直前でコキュートスにより防がれた。
邪魔をされたことに抗議するセバスに対し、アインズは下がれと命じる。
アインズはコキュートスに今の一撃はツアレを殺すものだったかと尋ね、コキュートスはそうであると認めた。
アインズは今の行為をもってセバスの償いとし、ツアレを生かすことを許すのだった。
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オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|ツアレの願い
アインズとの話し合いが終わり、ツアレを一度部屋に戻すことになった。
セバスはツアレを連れて彼女を部屋まで送る。
セバスは先ほどの行いを謝罪するつもりはないが、別の手段をとっていればあんなことにはならなかっただろうと後悔の念を口にする。
セバスはツアレに人の世で幸せになれと語り、セバスを含めたナザリックの記憶を消してもらうようアインズにお願いすると言った。
しかしツアレは人の世の幸せとは何かと尋ね返す。
ツアレのこれまでの半生は餓えと領主や娼館での暴行がほとんどを占め、人の世に幸せを見いだせなかった。
ツアレは自身の幸せはセバスのそばにあると語り、セバスとともにいることを望む。
セバスはツアレの想いを受け入れ、アインズにツアレをナザリックに連れ帰ることをお願いすると語った。
ツアレはこれを喜び、セバスに口づけをする。
ツアレは「幸せなキスは初めてです」と儚くほほ笑むのだった。
オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|アインズの名において
セバスがデミウルゴスたちの待つ部屋に戻ると、ちょうどアインズも用事を済ませて戻ってきた。
ツアレの処遇について検討しだすアインズとデミウルゴス。
アインズは金を渡して放り出すのが良いかと考えるが、デミウルゴスは殺すべきと言う。
利益無く殺すことに反対するアインズ対し、ならばデミウルゴスは自分の牧場で働かせてみてはどうかと提案する。
セバスはデミウルゴスの牧場がまともな場所でないと直感し、すかさず彼女をナザリックで働かせたいとアインズに願う。
アインズがそれにどんな利益があるのか尋ねると、セバスはツアレは料理ができることを訴えた。
ナザリックでは料理ができるものが少ないため、料理担当を増やすことに貢献できると。
しかしデミウルゴスはツアレはナザリックにふさわしい料理ができるのかと疑問を口にする。
セバスはツアレは家庭料理しか今のところできないが、将来的にはさまざまな料理が作れるようになるだろうと将来性を見るように語った。
デミウルゴスとセバスがさらに口論する様を見て、アインズはセバスを創造主のたっち・みーとデミウルゴスの創造主のウルベルトもよくケンカをしていたなと懐かしくなる。
コキュートスの一喝により割れに戻ったセバスとデミウルゴスはアインズの前で醜態をさらしたことを謝るが、アインズは笑い、ケンカをしなくてはな、と語る。
アインズはツアレを見たいので連れてこいとセバスに命じる。
セバスは先ほど見たのではないかと疑問に思うが、命じられるままにツアレを連れてきた。
アインズはツアレを見て、「似ている」とつぶやき、フルネームと望みを聞く。
驚いたことに、ツアレはアインズがかつて冒険者として世話になった銀級冒険者ニーニャの、貴族に攫われた姉であることが判明する。
アインズはツアレに借りがあると感じており、その借りを返すべくツアレをナザリックに受け入れることを決めた。
アインズはツアレをナザリックに迎え、セバスの直轄で働かせると宣言した。
その決定に、デミウルゴス、コキュートスは驚き、ソリュシャンは不快感を感じるのだった。
セバスとツアレが部屋から去ったあと、デミウルゴスはセバスからの資料を見て王国で寄りたいところがあるとアインズに告げる。
アインズはナザリックのためになることなのだろうとデミウルゴスに許可を出し、デミウルゴスは飛び立っていった。
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オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|王女の素顔
セバスとソリュシャンはデミウルゴスからの要請を受けて、小麦を大量に買い付けに出かけた。
その間、ツアレに屋敷の留守を頼む。
王宮ではラナーと蒼の薔薇が八本指の7拠点への襲撃を計画していた。
逃げられないように同時に襲撃をかけたいが、手が足りない。
そこでラナーは信頼できる貴族を呼びつけていた。
現れたのは貴族派閥をまとめるといわれるレエブン公と、第二王子だった。
ラナーは二人と話しあい、レエヴン公に兵を出してくれないかと要請する。
ラナーはその過程でレエヴン公が実は王派閥の影の実力者であること、さらに敵国のスパイをしている貴族に対して情報がいかないようにしているのもレエヴン公でしょ、と本来かごの中の鳥のような生活をしているラナーが知るはずもない事実を次々と指摘する。
なぜ知っていると詰問する二人に、ラナーは仕えるメイドたちと話をしたりしていれば分かりますと、常人には理解不能な回答をするのだった。
常軌を逸したラナーの頭脳に冷や汗を流す二人。
レエヴン公は覚悟を決め、胸襟を開くことにするが、その前に本当のラナー王女が見たいと語る。
ラナーはその言葉に彼女本来の表情を見せた。
レエヴン公はかつてラナーが幼い頃に見せた瞳を想いだし、体か震えた。
第二王子はそんなラナーにドン引きする。
レエヴン公の今まで演技をしていたのかという問いに対し、ラナーはただ満たされていただけだと語る。
ラナーはクライムと出会い、ずっと満たさせていたのだ。
ラナーはクライムの犬のようになついてくる瞳が好きで、彼を鎖につなぎ、屋敷に閉じ込めたいのだと恍惚とした表情で語った。
妹の恐ろしい本性を知った第二王子は、自分が王位に就くのに協力するなら、身分違いで結ばれない二人を自分がくっつけてやると告げた。
その提案に即座に乗ったラナー。
もともとラナーもそこに話を持っていきたかったのだった。
さらにラナーはレエヴン公の5歳になる息子と自分を婚約させて欲しいと願う。
しかし息子を溺愛するレエヴン公は「ダメだ!お前のような女にあの子をやれるものか!」と無礼にもラナーを怒鳴ってしまう。
それでもニコニコとするラナーに対し、レエヴン公は落ち着きを取り戻してその理由を考えた。
ラナーの狙いは表向き身分の釣り合うレエヴン公の息子と結婚し、子はクライムと成し、レエヴン公の息子も本当に愛する女性と子を成すことで、表面上レエヴン公の血筋に王家の血が入ったように見せることにあった。
レエヴン公もそのメリットを十分に理解した。
ラナーが八本指を襲撃するにあたり、レエヴン公は兵を出すことを承諾する。
第二王子はそこにもう一か所加えて欲しいと提案する。
彼と王位を争う第一王子が、八本指から金を受け取っており、その証拠を握りたいのだと。
ラナーはこれを受け入れ、合計8箇所同時に襲撃することになった。
しかしレエヴン公は八本指の最強武力である六腕はアダマンタイト級の力があり、自分の兵では不安があると語る。
そこでラナーはもう一人協力者を読んでいると告げる。
そしてラナーは王国戦士長ガゼフを部屋に招き入れた。
オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|アインズ・ウール・ゴウンの名において
小麦の買い付けからセバスとソリュシャンが買えると、屋敷を何者かが開けた形跡が認められた。
すぐに屋敷内を捜索するセバスだが、ツアレが見当たらない。
ソリュシャンは鍵穴に真新しい傷がついていることを見つけた。
セバスは居間で八本指からの犯行声明文を受け取り、ツアレ救出に向かうことをソリュシャンに告げる。
ソリュシャンは今後こそアインズに報告すべきと進言する。
頭の冷えたセバスはソリュシャンにアインズにツアレが攫われたことを報告し、どうすべきか尋ねるように命じた。
自室で自作のアインズ人形と戯れていたアルベドは、アインズからツアレ救出の支援をするように命令を受ける。
人間に対してなぜそのようなことをするのかと尋ねるアルベドに対し、アインズは興奮した様子で自分がアインズ・ウール・ゴウンの名において保護を約束した人間を攫ったことを、知らなかったこととは言え許すことはできないと告げる。
これを受け、アルベドはツアレ救出の支援を承諾した。
アインズとの会話が終わった後、アルベドは自室の床に無残に捨て置かれたアインズ・ウール・ゴウンの旗を見やり、「アインズ・ウール・ゴウンか……くだらない」と静かに吐き捨てた。
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オーバーロード 2期 10話 ネタバレ&あらすじ|ぷれぷれぷれあです2
ぷれぷれぷれあです2 第10話 「おっとどうなんでしょう」
社長室でセバスからお茶を受けったアインズ。
セバスが秘書長であることを確認すると、自分の隣にいるアルベドは何なのかと尋ねる。
セバスはアルベド副社長は各部署を管理する大事な方なのですが……と言葉を濁す。
みなまで言うなと語るアインズ。
アルベドはかいがいしくアインズのお世話をしている。
どうみても自分を愛している様子のアルベドに困惑するアインズ。
セバスにアルベドの感情はどこから来ていると思うかと尋ねると、セバスは客観的に見てアインズ社長を愛しているからだろうと答える。
そして自分も愛していると告げた。
驚くアインズに対し、セバスは愛社精神は社員の基本であると語る。
あっ、そっちねと落ち着くアインズだった。
オーバーロード 2期 10話 感想|本編
王国編のある意味クライマックスでもあるアインズとセバスの謁見シーンです。
このシーン、見たいる方も緊張するんですよね。
ツアレがどうなってしまうのがドキドキした方も多いでしょう。
そして素直に死を受け入れるツアレの健気なこと。
ザ・ヒロインという感じのはかなさです。
ラナー王女の豹変ぶりも見逃せないところですね。
非力な彼女ですが、その頭脳は貴族をまとめ上げる影の実力者すら震えさせるほどの冴えを見せます。
そしてクライム君への凄まじい執着。
レエヴン公じゃなくても可愛い息子をこのような女性と結婚させるのは恐怖かも。
ラナー王女はヒロインというより裏ボス的な存在感です。
そして最後の最後に出ましたアルベドの怪しげなつぶやき。
アインズへの裏切り……ではないようですが……
原作小説はアニメにないシーンもたくさん入っていますよ↓
オーバーロード 2期 10話 感想|ぷれぷれぷれあです2
セバスの秘書長っぷりは貫禄すら感じますね。
さすが執事の代名詞のような名前をしているだけあります(笑)
そしてアルベドが可愛い。
あんな風にかいがいしく愛されたら嬉しいと感じそうなものですが、アインズの場合自分でそのように設定を書き換えてしまっているため罪悪感が常にあるんでしょうね。
もう諦めて受け入れれば楽になれそうですが……
アインズ様はとても生真面目です。
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