オーバーロードの漫画(コミック版)8巻が発売されました!
本記事では8巻の内容のネタバレや感想をまとめています!
かなり細かくネタバレしていますので、内容をまだ知りたくないと言う方は読まない方がよいかも。
目次
オーバーロード 漫画 8巻 概要
- 原作: 丸山くがね
- キャラクター原案: so-bin
- 漫画: 深山フギン
- 漫画版脚本: 大塩聡史
- 発行: KADOKAWA
- 初版発行: 2017年12月26日
- ページ数: 202ページ
- 価格: 580円(税別)
構成
内容 | ページ |
---|---|
エピソード26 | 3 |
エピソード27 | 59 |
エピソード28 | 91 |
エピソード29 | 115 |
エピソード30 | 145 |
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オーバーロード 漫画 8巻 ネタバレ&感想
オーバーロードの漫画 7巻はリザードマンとの1戦目と2戦目のつなぎにあたる内容です。
アインズと守護者との会話やリザードマンを威圧したりするシーンが見所ですが、オーバーロードは戦闘シーンよりもこういう交渉事のシーンが面白いんですよね。
アインズの守護者を想うシーンには守護者だけでなく自分もジーンと来てしまいました。
それに漫画のコマ割りが秀逸で、見せ場の見開きページなど大迫力で、こう、心にずしんと来る重厚さがあります。
原作小説で細かく文章で描写されていたところも絵で上手く表現されていて感動しました。
とくにガルガンチュアの登場シーンは圧巻です。
次巻ではいよいよコキュートスの戦闘シーンがあるので、とても楽しみです。
オーバーロード 漫画 8巻 ネタバレ&感想|エピソード26
戦意を滾らせるリザードマンたちの前にコキュートスが姿を現す。
その姿に、リザードマンの族長の一人、シャース―リューは戦士たちに村に撤退するように命じる。
闘いたがる戦士たちだが、年老いた戦士たちに説得され、しぶしぶ撤退する。
コキュートスに立ち向かったのは族長5人とリザードマンの英雄ザリュース、そして年老いた戦士たちだった。
しかし、コキュートスのスキル《フロスト・オーラ》の前に、族長たちとザリュースを除く戦士は倒れた。
族長たちは次々にコキュートスに襲い掛かるが、あっけなく返り討ちに遭う。
残ったのはシャース―リューとザリュースの兄弟だった。
2人は巧みな連係と知恵を絞り、コキュートスに一太刀浴びせることに成功するが、傷一つつけることができず、コキュートスの刀により倒されてしまうのだった。
アインズのもとに戻ったコキュートスは、アインズより労いの言葉をかけられる。
シャース―リューとザリュースの死体について、アンデットの材料にでもするかと思案するアインズに、コキュートスは異を唱えた。
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オーバーロード 漫画 8巻 ネタバレ&感想|エピソード27
コキュートスはシャース―リューとザリュースをアンデットの材料にするのは勿体ないと主張し、蘇生魔法の実験に使用してはどうかと提案する。
アインズはコキュートスがどうやらリザードマンを気に入ったらしいと判断した。
アインズはザリュースの伴侶であるクルシュを使って一計を講じることにする。
アインズに呼び出されたクルシュは、リザードマンがアインズの支配下に入ることを告げられ、受け入れる。
さらにアインズはクルシュにリザードマンを内部から監視することの引き換えにザリュースを生き返らせようと取引を持ちかける。
逡巡するクルシュだったが……
ザリュースは目を覚ますが、自分は死んだはずではと混乱した。
そこにアインズが現れ、アインズが自分を蘇られたのだと知る。
強大な力を持ち、死者さえ蘇られるアインズをザリュースは神だとしか思えず、忠誠を誓うのだった。
雨の降る王都の一角で、王国戦士長ガゼフは刀を抱えて座り込むアングラウスを見つける。
オーバーロード 漫画 8巻 ネタバレ&感想|エピソード28
ガゼフはアングラウスに話しかけると、アングラウスがあまりにも強い存在に出会い、最強を目指していた自分がどうあがいてもたどり着けない場所があると知って心が折れたことを知る。
このままでは自ら死にを選びそうなアングラウスを放っておけず、自分の家に強引に招くガゼフだった。
王国に隠れるように存在する麻薬畑に、アダマンタイト級冒険者、蒼の薔薇のメンバーが侵入していた。
見張りを倒し、情報を持つ地位の高い者を攫おうというのだ。
蒼の薔薇は冒険者組合とは別口で、内密にこの任務を引き受けていた。
麻薬畑は王国に巣食う巨大犯罪シンジケートの八本指。
その力は王国の貴族にまでおよび、表だって麻薬畑を処分できないからである。
しかし、いくら麻薬畑を処分しようとも、巨大組織の八本指はすぐに別の場所に麻薬畑を作ってしまう。
八本指に逆転の一撃を加えないことには単なるいたちごっこなのだ。
蒼の薔薇のメンバーもそれは分かっており、麻薬畑を闇にまぎれて焼き払うことしかできない現状を憂いていた。
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オーバーロード 漫画 8巻 ネタバレ&感想|エピソード29
クライムは幼い時に王国の第三王女ラナーに拾われ、常にラナーの近くに控えている兵士である。
クライムが朝の訓練をしているとガゼフが現れ、剣を交えることになった。
剣の才能を持たないクライムが必死に努力する姿に、ガゼフは圧倒的強者に心を折られたアングラウスを思い出す。
ガゼフはクライムに稽古をつけてやり、クライムはガゼフの強さを改めて思い知らされるのだった。
オーバーロード 漫画 8巻 ネタバレ&感想|エピソード30
ラナーの元に向かうクライムは、王位継承権第2位のザナックと六大貴族の一人レエブン候に出会う。
ラナーを化け物呼ばわりするザナックに抗議をするクライム。
クライムはザナックがなぜラナーが化け物なのかと尋ねると、ザナックはラナーが王宮の奥に居て外とのつながりをほとんど持たないにも関わらず貴族を意のままに操っている可能性があると告げた。
しかしラナーに心酔するクライムはザナックの言葉を信じず、ザナックはそんなクライムに憐れみの視線を向けるのだった。
クライムがラナーの部屋に入ると、そこにはラナーの他にアダマンタイト級冒険者『蒼の薔薇』のリーダー・ラキュースと、メンバーの一人であるティナがいた。
ラキュースが麻薬畑で入手した暗号文をラナーに渡すと、ラナーはスラスラとそれを解いてしまう。
ラナーは黄金と称される王女だが、それは類まれなる美貌もさることながらその頭脳の優秀さに由来しているのである。
ラナーにより解かれた暗号文には八本指の麻薬部門以外の7部門の情報が書かれているらしかった。
これは麻薬部門が組織内の他の部門の情報をあえて流すことで麻薬部門から目を逸らさせるのが目的だとラナーは推理する。
ラキュースは内々に進めていた八本指の奴隷部門が運営する非合法娼館の処理を急がねばならないと感じ、この場にいない蒼の薔薇のメンバーへ準備をするようにクライムに伝言を頼んだ。
クライムはラキュースからの伝言を伝えに蒼の薔薇のメンバーである戦士ガガーランと魔法詠唱者イビルアイに会いに行った。
伝言を受け取った蒼の薔薇の二人は、それぞれクライムに強くなるための助言を与えるのだった。
一方、王国のとある場所では八本指の各部門の長が集まり、定例会が開かれようとしていた。
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