オーバーロード 漫画版 4巻のネタバレ・あらすじです。
4巻ではシャルティアが精神支配されてアウンズと戦うところが見せ場。
補説や巻末のおまけも充実してますよ~!
がっつりネタバレしているので、それでもかまわないと言う方はご覧ください!
目次
- 1 オーバーロード 漫画 4巻 概要
- 2 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ エピソード11
- 3 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター12『御前試合』
- 4 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ エピソード12
- 5 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター13『エ・ランテル冒険者組合』
- 6 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ エピソード13
- 7 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター16『プレアデス』
- 8 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ スペシャルエピソード
- 9 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター15『リ・エスティーゼ王国』
- 10 オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ『漫画版オーバーロードができるまで』
- 11 オーバーロード 漫画 4巻の購入はこちら
オーバーロード 漫画 4巻 概要
- 原作: 丸山くがね
- キャラクター原案: so-bin
- 漫画: 深山フギン
- 漫画版脚本: 大塩聡史
- 発行: KADOKAWA
- 初版発行: 2016年6月23日
- ページ数: 162ページ
- 価格: 580円(税別)
構成
- エピソード11…1ページ~
- 補説 チャプター12…61ページ
- エピソード12…63ページ~
- 補説 チャプター13…99ページ
- エピソード13…101ページ~
- 補説 チャプター14…151ページ
- スペシャルエピソード…153ページ~
- 補説 チャプター15…159ページ
- 漫画版オーバーロードができるまで…160ページ~
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ エピソード11
傭兵団『死を撒く剣団』に所属するブレイン・アングラウスは、ねぐらに侵入してきたシャルティアと対峙する。
ブレインはかつて王国戦士長ガゼフ・ストロノーフと互角に戦い、僅差で負けたことがあり、それ以来ガゼフを倒すべく剣の腕を磨いてきた凄腕の剣士である。
シャルティアはしもべのヴァンパイア・ブライドを突撃させるが、ブレインはこれを難なく退けた。
ヴァンパイア・ブライドの斬りつけた箇所が再生したことから、ブレインは侵入者がヴァンパイアであることを察する。
ヴァンパイア・ブライドが攻めあぐねている様子に嫌気がさし、シャルティアは自らが戦うことにする。
シャルティアの舐めきった態度に怒りを覚えながらも、ブレインはガゼフを倒すべく編み出した必殺剣『虎落笛』を繰り出した。
誰よりも早い神速の剣であると自信を持っていた必殺剣だったが、シャルティアは指でつまんで止めるという信じられない防ぎ方をする。
シャルティアが化け物であることを悟ったブレインは、何度もシャルティアに切りかかるが小指一つで全て防がれ、今まで築き上げてきた強さへの自信が崩壊し、シャルティアの前から逃亡した。
シャルティアがブレインを追ってねぐらの奥まで行くと、『死を撒く剣団』の傭兵たちがバリケードを築いてシャルティアを迎え撃とうとしていた。
興奮したシャルティアは『真祖(トゥルー・ヴァンパイア)』としてのおぞましい真の姿になり、『死を撒く剣団』の傭兵たちを惨殺する。
なおもブレインを探すシャルティアだが、ねぐらの奥に抜け穴があり、そこからブレインが逃げたことを知る。
そこにヴァンパイア・ブライドから、ねぐらに複数の何者かが近づいてきていることを知らされ、様子を見に行く。
現れたのは6人の冒険者。
シャルティアは血を見ると発動するスキル『血の狂乱』に精神を支配され、欲望のままに冒険者たちを殺し、血肉を啜る。
その時、最後に残った女冒険者からポーションを投げつけられ、そのポーションがナザリックのものであることに気付く。
女冒険者を取り押さえたシャルティアは、ヴァンパイアの能力である魅了を使って女冒険者の精神を支配し、ポーションを手に入れた経緯を聞き出した。
女冒険者の話から、ポーションは冒険者に扮しているアインズからもらったものであることを察する。
女冒険者がアインズからの命令を受けている可能性に思い至り、アインズの計画の邪魔をしてしまったのではと不安になるシャルティア。
さらに女冒険者から、殺した冒険者以外にも仲間がおり、その仲間はシャルティアの情報を持ってこの場からすでに撤退していることを知る。
アインズより騒ぎを起こすなと命じられているシャルティアは、自分の存在が人間たちに知られてしまいアインズに叱られることを恐れた。
逃げた冒険者を殺すべく、シャルティアは森に眷属を放ち、森にいる人間全てを殺そうと試みる。
ところが、ある場所で眷属が1匹ずつ殺されていることを感知し、その場に急行した。
そこには武装した集団がおり、中には戦闘メイド・プレアデスのソリュシャン以上の強さを持つ人間がいることを察する。
その人間を捕まえて有用な情報を訊き出そうと挑むが、背後に控えていた老婆より何かの術をかけられ、精神支配を受けてしまう。
精神支配される直前にシャルティアは老婆をその護衛ごと串刺しにするのだが…
その後、ナザリックではアインズがアルベドよりシャルティアが反逆したことを知らされる。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター12『御前試合』
リ・エスティーゼ王国が主催する全国からよりすぐりの武芸者を集めたトーナメント式の武芸試合。
目的
本来の目的は王国内で優れた武芸者を見出すことだったが、実際には貴族たちの配下の武芸を自慢する大会だった。
しかし参加した平民に貴族の配下が幾度となく負けたことから、その規模はどんどん縮小し、現在はもう行われていない。
第1回目の御前試合は規模が大きく、その時の優勝者は現在の王国戦士長ガゼフ・ストロノーフである。
伝説の一戦
第1回目の御前試合で、ガゼフとブレインはともに相手を秒殺しながらトーナメントを勝ち進んでいった。
決勝でぶつかった二人の戦いは息の詰まるような凄まじい戦いが長時間続いた。
最後はガゼフの『四光連斬』が決め手となり、ガゼフが勝利する。
ガゼフはその後王国戦士長となる。
一方のブレインは、天才的な剣士でそれまで負け知らずだったため、プライドを傷つけられ、いつかガゼフを倒すことを目標に流浪の日々を送るようになる。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ エピソード12
アインズはアルベドとプレアデスのユリおよびシズを連れて宝物殿に入った。
宝物殿の空気には魔法系の猛毒が含まれており、毒無効系のアイテムを持っているか、そもそも毒が効かないオートマトンのシズやデュラハンのユリなどでなければ入ることができない。
宝物殿の武器庫に入った一行の前に、アルベドの創造主であるタブラ・スマラグディナが現れる。
アルベドは一瞬驚くが、すぐに偽物であることに気付き、ユリとシズに殺すように命じる。
それをアインズが止めると、タブラ・スマラグディナは姿を崩し、ドッペルゲンガーであり宝物殿の領域守護者であるパンドラズ・アクターが姿を現した。
パンドラズ・アクターはアインズが創造したしもべであり、アインズの趣味を注ぎ込んだ存在である。
つまり――アインズの黒歴史の塊なのだ。
パンドラズ・アクターの大仰なしぐさや物言いが恥ずかしくてたまらないアインズ。
アインズはパンドラズ・アクターに大仰な振る舞いや台詞をやめるように命じ、アルベドたちとともに宝物殿の奥にある霊廟に入っていく。
霊廟にはアインズが作った至高の41人を模った『化身(アヴァターラ)』が仲間の装備とともに飾られていた。
霊廟という名から、アルベドは至高の41人は亡くなってしまったのかとアインズに尋ねる。
アインズは否定しつつも、空いた台座に自分の『化身(アヴァターラ)』が飾られる予定であると告げた。
それを聞いたアルベドは、アインズもいつかこの地を去ってしまうと感じ、アインズにそのようなことは言わないで欲しいと涙を流して懇願する。
即答しないアインズにアルベドが詰め寄ると、アルベドの願いに応えられない理由を語り出す。
アインズはシャルティアと単騎で戦うつもりだったのだ。
数で押しつぶせばよいというアルベドに対し、アインズは罠があればそれは危険であること、今回の事態を招いた自分に支配者として資格があるのか疑問があること、シャルティアを解放するためにシャルティアを殺すことを告げる。
そして、ナザリックの中で最強のNPCであるシャルティアに単騎で勝てるのは自分しかいないとも。
相性の問題からアインズの勝利は難しいと考えるアルベドに対し、アインズは力のみで経験の乏しい者には負けないと自信を持って宣言する。
そしてアルベドに対し、シャルティアを倒して必ずナザリックに戻ることを約束した。
アインズはワールドアイテムの『山河社稷図』を装備したアウラと同じくワールドアイテムの『強欲と無欲』を装備したマーレを連れ、シャルティアがいる森の近くに転移した。
アウラとマーレに周囲の監視と罠だった時の対処を伝え、自身はシャルティアに挑むために歩き出した。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター13『エ・ランテル冒険者組合』
エ・ランテル中の冒険者たちを管轄する組合
組織
組合長はかつて有力な戦士だったプルトン・アインザック。
業務上、エ・ランテル魔術師組合長のテオ・ラケシルや、エ・ランテル都市長パナソレイなど有力者たちと懇意にしている。
問題点
強い軍の存在しないリ・エスティーゼ王国では冒険者は一大武装集団として貴族たちから恐れられ、疎まれており、地位は低かった。
また冒険者組合に登録せずに金で犯罪だろうがなんだろうが行うワーカーの存在も問題視されている。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ エピソード13
ナザリックの一室に呼び出されたデミウルゴスは、アルベドがアインズを止めなかったことに対して怒り、抗議する。
しかしアルベドは取り合わない。
業を煮やしたデミウルゴスは配下とともにアインズのもとに向かおうとするが、コキュートスが武器を持ち、押しとどめる。
デミウルゴスはアルベドに嵌められたことを知り、さらに合理的でない判断をするアルベドに対して万一アインズにもしものことがあれば守護者統括の地位を降りるように言う。
至高の41人によって定められた地位に異議を申し立てることに不快感を示すコキュートスだが、アルベドはデミウルゴスの要求を了承する。
アルベドはコキュートスにアインズの勝率を尋ねると、コキュートスは3割であると告げるのだった。
シャルティアの元に向かうアインズ。
アインズは自分が戦う理由をアルベドにいろいろと語ったが、本当のところはしもべ同士が殺し合うところを見たくなかったからなのだ。
厳しい戦いになることが分かっているため、慢心を無くすためにペナルティなしで復活できるアイテムを外すアインズ。
シャルティアの前にたち、ありったけの強化魔法を自分にかけると、アインズは超位魔法『失墜する天空』を発動する。
超位魔法の長い詠唱時間を利用して敵が攻めてくるよう仕向けてみるが、結局何者も現れなかった。
『失墜する天空』が発動し、ダメージを負ったシャルティアは真紅の鎧をまとい、アインズと敵対する。
今の主人は誰だと尋ねるアインズに対し、シャルティアは上手く答えることができない。
代わりにアインズに攻撃されたのでアインズを滅ぼす必要があると語る。
シャルティアの状況を理解したアインズは、シャルティアとの激しい魔法の打ち合いに入った。
シャルティアはアインズが魔法を受けた時の様子から、炎属性に対策をし、神聖属性に対しては対策はしていないものと推測する。
神聖属性の魔法やスキルを中心にアインズを攻撃するシャルティア。
魔法の打ち合いの果て、シャルティアは最大の切り札である『死せる勇者の魂』を発動する。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター16『プレアデス』
ナザリックの戦闘に特化したメイド集団がプレアデスである。
メンバー
- ユリ・アルファ…プレアデスの長姉でデュラハン。穏やかな性格で口調もおしとやか。ボクッ娘。
- ルプスレギナ・ベータ…狼に変化する能力を持つ人狼。天真爛漫に振舞うがカルマ値は悪に偏ったサディスト。天性のトラブルメーカーでもある。
- ナーベラル・ガンマ…ドッペルゲンガーで魔法系スキルを数多く習得した魔法詠唱者。冒険者ナーベとしてモモンとともに活動する。
- シズ・デルタ…正式名称はCZ2128・Δのオートマトン。銃を駆使するガンナーで、プレアデスのマスコット的存在。
- ソリュシャン・イプシロン…捕食型スライムで、人間を捕食する。シャルティアと話が合う。
- エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ…アラクノイドで体は人間を模した擬態の集合体。普段は虫を食べて生活し、一部から眷属喰らいとして恐れられている。
補足
上記の他に末妹が存在する。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ スペシャルエピソード
アインズが不在のナザリックで、アルベドは寂しい思いをしていた。
アルベドに元気を出してもらうべく、ユリ、ルプスレギナ、シズ、エントマがテレビショッピング風に『オーバーロード 漫画 3巻』の宣伝をする。
アインズのかっこいい姿にアルベドは何万冊もの購入を決めた。
オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ 補説 チャプター15『リ・エスティーゼ王国』
ナザリックが転移してきた土地を支配している王国。
社会制度
リ・エスティーゼ王国は古来より王族と貴族が統治してきた封建社会である。
現在は貴族の発言が増し、王族派と貴族派に分かれて派閥争いを繰り返している。
周辺国との関係
リ・エスティーゼ王国はアゼルリシア山脈を挟んでバハルス帝国と、荒野を挟んでスレイン法国と接している。
リ・エスティーゼ王国は毎年のようにバハルス帝国と戦争をしている。
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オーバーロード 漫画 4巻 ネタバレ『漫画版オーバーロードができるまで』
巻末には『漫画版オーバーロードができるまで』が解説されています。
それによると、漫画版オーバーロードは以下のような手順で作られているとのことです。
- 脚本家・大塩哲史がプロットを作成し、原作者・丸山くがねがチェック
- プロットをもとに担当編集者と漫画版作者・深山フギンが打ち合わせ
- 深山フギンがネームを作成
- ネームを清書して下描きを描く
- ブラッシュアップして完成原稿に